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 きのうから1泊2日で親戚の女子(?)ばかり7名で有馬温泉へ行ってきた。
6歳から73歳までいてとにかく賑やか。
 きのうの夕食のとき。6歳の子がお茶碗の底(糸底)を左の掌で包むようにして持っていたところ、その母親に「ちゃんとお茶碗持って食べなさい」と注意された。すると、その子は、
 「だって、手がやぶれちゃうんだもん」と言ったのだった。
 そして、小さな手を広げて茶碗の縁と底に指をいっぱいに伸ばして持ち直した。なるほど、あんなに小さい手だったら持ちにくそう。
 大人も子供も同じ大きさのお茶碗だった。普通なら「お茶碗が大きいんだもん」というところを「手がやぶれちゃう」という言い方がすごくおもしろいと思った。感じたことを子供が無理やり言葉にして口にするとき、普段は聞きなれないけれど、すごく気持ちのわかる表現をするなぁと感心した。
 

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