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 ずっとたずねたかった、根岸にある子規庵に行ってきました。
 子規が、亡くなるまでの8年半を暮らしたお宅です。
 戦災で焼失しましたが、5年後の昭和25年に、ほぼ当時のままに再建されたそうです。
 
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 ちゃんと、子規が寝ていたように、横たわり、ガラス窓の外のヘチマの棚やお庭を眺めてきました。
 こちらが頭でしたよ、と、受付の方が教えて下さいました。

 そう。そうなんです。その受付の方にお会いしてびっくり!!!
 未来のさいとうなおこ さんでした。
 ボランティアで、月1~2回ほど、いらっしゃっているとのこと。
 なんたる偶然。
 まさかの、うれしい遭遇でした。
 キャーキャー言ってしまいました。
 さいとうさん、ほんとに子規のことが、子規庵のことが、好きなんだなあということが伝わってきました。
詳しくいろんなことを教えて下さいました。ありがたい時間でした。

  朝な夕なガラスの窓によこたはる上野の森は見れど飽かぬかも
  ビードロのガラス戸すかし向ひ家の棟(むね)の薺(なづな)の花咲ける見ゆ
                              正岡子規

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