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このごろ、図書館に行くことが多い。
評論、勉強会の資料集めが意外に面白いのである。先月も学生短歌合宿の勉強会資料をあつめるために色々な京都の図書館をまわった。ある程度は京都府図書館にあるのだが、幾つかは別の図書館にしかなかったりする。
たとえば『青蟬』は京都府図書館(の書庫)にあるが、たしか『夜光』は京阪線丹波橋駅からすぐの京都市伏見中央図書館にしかない。ほかには『新星十人』は醍醐中央図書館の書庫、個人誌『斜光』はさすがに北山の京都府立総合資料館にしかなかった。
自然の多いところだと旅気分で行けて楽しい。醍中へ行く途中で乗り換えた六地蔵ではきれいな堤があってとても良かった。また、北山に行くついでに「待ち合わせのなき北大路駅」デビューしてみた。一応階段を二段跳びで駆け上がってみたが、他の人はみな淡々とエスカレーターを利用していたので、すこしはずかしかった。
階段を二段跳びして上がりゆく待ち合わせのなき北大路駅
            『横断歩道(ゼブラ・ゾーン)』梅内美華子

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  • りょうだ ゆうこ より:

    京都にはたくさんの図書館がありますね。一度滋賀県立図書館にもぜひ足を運んで下さい。すぐ近くに日本庭園、近代美術館、埋蔵文化センターなどもあってのんびり過ごせますよ。毎月の「塔」も雑誌コーナーに「短歌」「短歌研究」と並んで置いています。ちなみにわたしが塔に入会したのも、この図書館で「塔」を手にしたことがきっかけです。

  • まなか より:

    滋賀県の図書館は、その「中興の祖?」の前川恒雄さんの諸書(たとえばNHKブックス『図書館の発見』など)を読むと、なかなか感慨あるかも。
    個性ある図書館は、やる気のある図書館人によって運営されてます。最近は予算削減で、どこでもたいへんですが。

  • やぶうち より:

    滋賀は高校の友人が多く、よく行きます。京都以外でいちばん身近なところですね。暇ができたら是非行こうと思います。
    雑誌コーナーに「塔」が置いてあるのは北山の資料館だけ?でした。

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