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   3月11日です。

  東日本大震災から、丸5年が経ちました。

  今日は金曜なので、5年前と曜日の配列が同じです。

  なんだか、いろんな細かなことを、思い出しました。

  今日は、朝は寒くて、私の車のフロントガラスも凍っていました。

  でも、晴れて、よい天気でした。

  今日の空です。

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   数日前、閖上に行きました。

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     あの道もあの角もなし閖上一丁目あの窓もなしあの庭もなし

                         斉藤梢『遠浅』

  今の私の勤め先は、梢さんがあのとき住んでいたマンションの隣です。
  
  閖上の近くです。

  
   午後2時46分。サイレンが響き渡りました。

     海風がみちびく一艘また一艘この空をゆくおかえりみんな

                     斉藤梢 『3・11万葉集』

 

 

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  • D60 より:

    3月号の「うた新聞」拝読致しました。何度も。
    「1466日目」小林さんにお世話頂いて手元にあります。地図付きはびっくりしました。
    おかげで詳しく読むができました。7月も申し込もうと思ってます。
    悲しいことですが、この震災で閖上が読めるようになりました。
    (寺田裕子)

    • 塔短歌会編集部 より:

      寺田さま
      ありがとうございました。

      「閖上」…「ゆりあげ」とは、ほんとうに美しい名前ですが、
      揺りあげられたこのたびを思うと、かなしいひびきがします…。

                           (梶原さい子)

  • 松村正直 より:

    「歌壇」3月号の座談会「震災詠から見えてくるもの」、良かったです。梶原さん、小島ゆかりさん、本田一弘さん、斉藤斎藤さん、四者四様の考えを聞くことができて、印象に残りました。

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