ばけ物三十六歌仙かるた
先日。千葉の佐倉にある、国立歴史民俗博物館(歴博)に行ってきました。
もう、楽しいのですが、何しろ展示物が膨大で、半日居ましたが、とても見切れません。
さて、妖怪のコーナーなどがあるのですが、面白かったのが、「ばけ物三十六歌仙かるた」です。
有名歌の本歌取りです。
たとえば、
山部赤人の 若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る
が、 和歌の会に夜ふけてみれば行灯が化けて踊れば座は鳴わたる に、
藤原敏行の 秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
が、 秋きぬと目にはさやかに見えねども影の鬼にぞ驚かれぬる
になっているのですが、まず、絵がかわいらしい。
いいなあ、遊びたいなあ、と思いました。
歴博、大好きです。
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