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コロナウイルス感染拡大の恐れで、もうどこにも行けない毎日。
華やかな行事の多い三月も、今年は息苦しいような日々ですね。

昨年、お雛様(手作りのものと古雛)の展示会に行ったことを
思い出しました。そこで、さるぼぼに出会ったことも。
展示会の参加者による手作りのものです。

さるぼぼは、飛騨に伝わる古い人形で、豪華なひな人形などを
購入できない民家では、ひな祭りに飾ることもあったとか。
唐代の中国から伝わったと言われている、とても古い素朴な
人形でした。さるぼぼという名前も愛らしいですね。
飛騨の言葉で「ぼぼ」は「子供」を意味するそうです。

  ひとり旅に一位細工のさるぼぼの”金運上昇”買ふ空ごころ
                  丸山順司『チィと鳴きたり』

一位細工は飛騨の匠の伝統を引く工芸らしいですが。
こちらのさるぼぼは、金運を招くというものなのでしょうか?

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