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今年の全国大会では、水沢遙子さんの講演「高安国世と近藤芳美」があり、また自然詠をめぐる鼎談でも高安さんの歌が取り上げられました。生誕100年ということもあって、高安国世の歌を読んでみたいという会員の方の声を聞きます。
そんな時に最もお薦めなのが、『高安国世アンソロジー』です。これは「塔」創刊55周年記念として2009年に刊行された本で、高安さんの13冊の歌集(+未刊歌篇)に収められた5411首の中から、永田さんが千数百首を選んでまとめた本です。
これを読めば、高安国世の全体像がほぼ掴めると思います。まだお持ちでない方は、ぜひこの機会にお買い求めください。定価1800円。ご注文は、版元の青磁社または書店まで。
「このアンソロジーが多くの人々の手にわたり、高安国世の遺した作品群に新しい光が当てられることを願っている」(永田和宏「あとがき」より)

著者 :
青磁社
発売日 : 2009-11-24

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