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20161001塔ブログ
会員の皆さん、ご存じでしたか?

「塔」の「方舟」は、自主投稿の欄です。自主投稿だとは知らなかった、という方もあると聞きます。最近は批評会やイベントの報告記が多い印象があり、依頼原稿によるページかな、と思われるのも無理はありません。

自主投稿です。内容は自由です。

旅行記、エッセイ、会員へのメッセージ。誌面への感想や反論はなお、読み応えがあります。今年の分だけでも読んでみてください。短歌とは別の肉声が聞こえる、味わい深い場となっています。

私のなかでの今年のヒットは、4月号、千葉なおみさんの「思い出の活字」です。それから1月号の田中律子さん「東京歌会吟行会「賭けた!詠んだ!酔った!競馬に挑戦!」。えー!そんな楽しいことしてたの、いいなあ、と悔しいような楽しい気持ちに。佐藤南壬子さんや滝友梨香さんの投稿も、声が聞こえてくるような気がしました。あ、勝手に「方舟」大賞を決めても面白いかもしれませんね。

皆さん遠慮なさらず、どんどん投稿ください。私も何年ぶりかで投稿しました。思わず何か書きたくなるような文章を誌面で読んだので。そんなささいなきっかけでいいと思います。

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  • 黒田長宏 より:

    偶然、「古本の季節」ともだぶる話ですが、私にとって方舟ネタくらいのレベルの話を書きますが(笑)、私が最初の勤務先が10か月しかいなかった出版社で、そこで短歌シリーズを出すことになって、歌人に売ろうというので愛知県の支社配属で、春日井健さんに売りにいって話を聞いたのが頭にあったのか、実家に帰ってから、当時は毎日新聞をずっととっている家だったので、女性が一人選者にいると思って、河野裕子さんに投稿したら、当時塔は大増員の時代で、入ってみないかと葉書がきて、なんだか塔にメールしたのだったか、真中さんからe歌会の連絡が来たのだと思いますが、それで会員にはならずに数年か?それに参加してから入会して、たしか入会もしてないのに、10代20代特集に選歌もないのに10首出してもらってと、塔はかなり太っ腹な事をされました。そして近所の歌人の大野誠夫の事など少し調べたのを方舟に出してもらったのが、私のたしか唯一の方舟掲載なのですが、その事が短歌を一番調べていました。その後休会なのか脱会なのかわからないまま数年を経てしまい、中村明美さんがいつのまにか掲載がないので心配しているのですが、集めた短歌の本を、短歌は忘れようと思って(熱中すると時間がかかるので)中村さんの実家のほうに置いてもらっていました。私は、短歌に限らず、テーマを、男女の誠実な問題、離婚の増大、結婚難などの夫婦、男女関係の調査に向ける事にしましたし、現在、離婚裁判の2審に入ってしまうところで、これは1月号のネタばれですが、復帰した頃に、10首選を掲載してもらい、結婚周辺のテーマで選ばせてもらいました。10月号では、逢坂みずきさんが、見田宗介の『社会学入門』で短歌で社会をみるという内容がありますが、私も、そういう方法はとれるかなと少し思っています。朝日新聞に文句を言うのも、性の多様化が軽いと思うからですが、毎日新聞より、本の紹介が多いので朝日新聞にかえてしまいました。朝日新聞には永田前主宰が選歌していますが、短歌からは少し離れていましたが、そういう新聞短歌などから、性教育の現在をみてみるのもありかと思い、自分の経緯とあわせながら、そんな風に思った次第です。

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