「塔」1982年5月号(松村)
古い「塔」をパラパラと読んでいたら、高安さんの編集後記が目に付いた。
□最近は京都歌会に若い人たちの顔が見えない。外部からは塔の会は若い人が多くてよろしいねと言われるが、はたしてどれだけ実質がともなっているのだろうか。誌上に作品も発表し、歌会でも古くからの人々と意見を交わしてこそ意味があるのではなかろうか。心さびしいことである。 (高安)
先日の京都旧月歌会の後で、「最近若い人が来ないね」という話をしたところだったのだが、こうして見ると、30年以上前にも同じようなことを言っているわけだ。
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