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主食が米とパンとに分かれるのは、大雑把に見て、
インドのデカン高原あたりから、らしい。東が米、西がパン。
パンの生まれ故郷である中東では、やはり圧倒的に美味だが。

種類も豊富に、かつスタイリッシュに発展したのは、欧州において、
でしょう。パンに限らないことかもしれませんが。
写真は、中欧の、とある街角のパン屋さんのショーウインドウ。
パンはこんな芸術的な素材でもあるんだなあ、とちょっと感動。
ご飯は、美味しいけれど、形象化は、難しいですよね。

  一日の中なる世紀よパンかごに黄金(こがね)なす穂のエジプトあふれ
                           井辻朱美『地球追放』

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  • 真中朋久 より:

    東西のほかに、南北というのもよく聞きますね。
    ヨーロッパならアルプス・ピレネー以南の稲作。それが主食かどうかはともかく、ピラフやパエリアの文化があります。
    中国は淮水以南が稲作地帯でしたか。それより北は麦。粉もん。

    • 岡部史 より:

      真中さん、コメント有難うございます。確かにそうですね。ただ、イタリアではもう商業的稲作は行われておらず、中国東北三省では、稲の作付けが進んでいます。東西を分ける線の強さ、でしょうか。

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