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最近、「塔」に続けて次のような歌が載った。 
獺祭といふ名の酒の届きたる獺越(うそごえ)の地につくられる
らし             高橋 窓(1月号) 
カワウソの絶滅を聞く夜の更けに三割五分の「獺祭」を飲む 
               鵜原咲子(2月号)
 
「獺祭(だっさい)」は山口県の旭酒造が出しているお酒。昨日校正をした3月号にも、「獺祭」の歌があった。
「獺祭」というネーミングがこうして目を引くのは、正岡子規の雅号の1つ「獺祭書屋主人」を思い出すからかもしれない。

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  • 関口 より:

    私も,獺祭,好きです。
    入った居酒屋にあると,つい,頼んでしまいます。

  • 松村正直 より:

    「獺祭」、人気のお酒なんですね。
    短歌を読んでいると、時々こういう偶然があって、面白いです。

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