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「塔」1月号を読んでいる。
昨年10月号の十代・二十代歌人特集の批評を、「心の花」の奥田亡羊さんと「塔」の岩野伸子さんが書いている。この特集は一人につき7首載っているので、どの歌を取り上げて論じるかというところに、書き手の個性が出る。
お二人の引いた歌を見比べてみると、けっこう同じ歌を引いている。数えてみると、二人揃って取り上げた20名のうち7名の歌が同じものである。7首の中から選ぶ1首がこれだけ重なっているわけだから、かなり高い確率のようにも思う。
ここからどんな結論を導き出すかは人それぞれだろう。私が感じたことは、やはり結社を超えて、ある程度「良い歌」というものに対する共通の基盤があるのだということ。それが100%重なるようではつまらないけれど、逆に全くバラバラということでは困ってしまう。そういう意味で、この20分の7という数字を興味深く感じたのであった。

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  • 松村正直 より:

    おお、すみません。
    気にせずに書いて下さい。今後気をつけます。

  • つた子 より:

    私も二本の批評を読んで、環境・性別・世代も異なるお二方の引用歌がかぶっているのが興味深い…と今月の誌面時評に書いていたら、編集長が先にー。でも続き書きます。乗りかけた船なので(?)

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