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先日、岡山の実家に帰省したとき、ジャンボたにしの卵というのを初めて見ました。
母が、ランニングの途中で見つけたそう。

「ジャンボたにし」は俗称で、じつはタニシではなく、正式には「スクミリンゴガイ」という巻き貝。ショッキングピンクのような鮮やかな色彩の卵塊が特徴的で、ジャンボたにしたちは水路の壁をよじのぼって、水の届かない安全なところにこれを産みつけます。このピンクの卵塊はとても硬く、毒をふくみ、また孵化して成長すると、田んぼの稲の害虫にもなるため、現在ではちょっと嫌われ気味の外来種、ジャンボたにし。もともとは食用として、数十年前に台湾から持ち込まれたそうですが。美味しいのでしょうか…
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それはそれとして、このピンク色の鮮やかなこと。
(ぷつぷつしたものが苦手な方、ごめんなさい)
注意してよく見てみると、他にもあちこちの用水路の壁にたくさん張り付いています。今まで、ジャンボたにしの存在もその卵のことも全然知らなかったから、たぶん目に映っても気が付かなかっただけで、実際にはずっとそこにあったのだと思うのだけれど。wikipediaには西日本に生息、と書いてありますが、京都にもいるのでしょうか。今度探してみよう。

あまりにピンク色が衝撃的なので
「これをどうにか短歌にしたいけど、難しいじゃろうか」(岡山弁)
「ジャンボたにしのことを詠んだ歌は、まだこの世にないかもね」
という会話をしていた矢先。
ありました。

ももいろのジャンボたにしの卵塊を水路の壁から掻き落としたい
大室ゆらぎ『夏野』(2017)

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