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13:00から事務所で第1回「『現代秀歌』を読む会」を行う。
参加者16名。
今日は第1章「恋・愛」を読んだ。
全部で10首あるのだが、1首ずつまずは音読して、その後、歌や鑑賞文について全員で意見交換をする。
〈たちまちに君の姿を霧とざし或る楽章をわれは思ひき〉(近藤芳美)の「或る楽章」は具体がなくても読み手に伝わるのかとか、〈ごろすけほう心ほほけてごろすけほうしんじついとしいごろすけほう〉(岡野弘彦)は本当に恋の歌なのかとか、〈蒸しタオルにベッドの裸身ふきゆけばわれへの愛の棲む胸かたし〉(春日井建)の鑑賞に「少女の胸」とあるのは、男性の胸ではないのかとか、様々な話が出た。
16:00終了予定のところ、少しオーバーして16:20終了。
次回は2月24日(火)に第2章「青春」を読みます。
どうぞご参加下さい。

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  • 失名氏 より:

    ありがとうございます
    それで、能舞台のテレビ中継を思い出しました。それは、老いた小町が、若き日を思いながら、寝床がわりの茣蓙を持ってさまようというような話です

  • 松村正直 より:

    「ほおける」は『広辞苑』には「1、(老衰などのために)知覚がにぶくなる。もうろくする。 2、髪などがほつれて乱れる。そそける。」と載っていますね。
    『現代秀歌』では、
    「ほほけて」は「蓬(ほお)けて」、つまり髪がほつれて乱れるように、心がさまざまに乱れることを言う。
    と記されています。

  • 失名氏 より:

    ごろすけ
    この歌の母音のひびきが暗くて、失恋の感があり、そう読むと泣ける。
    「こころほほけて」の意味、わかりにくいです。

  • 松村正直 より:

    永田さん、コメントありがとうございます。
    他の歌についても、数多くの意見や読みが出て、盛り上がりました。秀歌をめぐってあれこれ話をするのは楽しいですね。歌の読みの広がりを実感できる場になりました。

  • 永田和宏 より:

    アッ、そうか。春日井さんの一首は、確かにそうかもしれませんね。最初に読んだ時期が影響していて、少女と思いこんでいました。岡野弘彦さんの胃一首は、岡野さんは、先日のテレビでの朗読のとき、ごろすけがいとしいという風な形で話をしていましたが、私は密かに恋をする相手ととりたいと思っています。     永田

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